キャッシング編 俺はこうやってキャッシングしてきた

俺がなぜキャッシングをしたのか。そして、どのようにしてキャッシングを積み重ねてきたのか。その全貌が明らかに!
[by 蒼司]

起業とキャバクラ

俺は20歳後半までごくごく普通のサラリーマンをやっていました。借金も一度もしたことはなかったですし、人からお金を借りることもしたことない、とても健全な生活を送ってきました。

30も間近になってきた頃、俺は自分の力を試してみたくなり、友人と一緒に会社を起こしました。自分の会社でガンガン儲けて、うへへ、日本中の女を抱き放題だぜ、だなんて妄想する日々を送ることになるのですが、これが借金へと続く道のりになろうとは、当時の俺は微塵も考えていませんでした。

会社はそれなりにお金を儲けることに成功し、キャバクラで遊んだりと金遣いも荒くなっていきました。しかし、そんな高収入生活は、そう長くは続かなかったのです。

事業が思うように行かなくなり、収入はみるみるうちに減っていきました。しかし、お金を使う感覚はすぐには戻らず、またすぐに上手くいくだろうという願望からか、それまでの繋ぎだという感覚でキャッシングに手を出していったのです。うわー、これが地獄へ続くロードの始まりだとも知らずに・・。

返すために借りる

キャッシングして飯を食い、家賃を払い、遊ぶという生活をしばらく続けました。会社の方の収入はまったく安定せず、ほぼ借入だけで生活をするという状況。

当然、いままで借りてきた分の返済もしなくてはいけない。返済するために別のところで借りるという悪循環に陥るのです。それでも、またお金が稼げるようになると信じて疑わなかった俺は、儲けた時にまとめて返せばいいやという軽い気持ちでキャッシングを続けたのです。

悪魔のリボ払い

俺はクレジットカードをいくつか持っていたので、リボ払いも最大限に活用しました。ほら、なんかマルイのエポスカードとか、TSUTAYAのアプラスカードとか、いろいろクレカ機能がついてたりするじゃないですか。それぞれリボ枠が多少ついていたので、とりあえず買い物とかはリボ払いでしていました。

ちなみにリボ払いっていうのは、月々の返済額が一定の支払方法。たとえばリボの限度額が20万円のクレジットカードを持っていたとしましょう。そして月々の支払額を5000円に設定したとします。リボ払いで1万円の買物をしても20万円の買物をしても、月々の支払は5000円のまま変わりません。

限度額までならいくら使っても毎月の支払額が変わらないから、一度使っちゃうと限度額まで使い続けてしまうのです。

しかし、リボ払いも金利はつきます。その金利はだいたい18%くらいと、キャッシングの金利とまったく変わらないのです。つまり、実質お金を借りているのと同じことなのです。

総量規制を越える借入額

借入額の総量規制というのはご存知でしょうか。その人のキャッシングの借入限度額が、年収の3分の1までにしかできないという規制です。借りすぎて破滅する人がいなくなるようにと設定されたものです。

ちょうど俺がキャッシングに手を出していた真っ最中に、この規制が作られました。しかし、俺は返済に追われていてどうしても新たにキャッシングをしてお金を借りないと買いせない状況に陥っていました。

この規制の対象となる年収は、昨年の年収の源泉徴収票で判断されたりします。1年前はまだ羽振りがよかった頃だったので、幸か不幸か、限度額は普通の人よりも多めにすることができたのです。また、銀行系の借入額はこの総量規制の対象外となります。バンクイックや三井住友のキャッシングなどのいわゆる銀行系キャッシングだと、キャッシング限度額の総額には含まれないのです。そして、もちろんリボの額も含まれません。

こうして、リボを含めると、総額にして500万以上の借金を背負うことになったのです。なんてこった、気がつくと地獄の入口に片足を突っ込んだ状態になっていたということじゃないですか。さすがの俺もこの時ばかりは軽く目眩がしてきました。

ついに債務整理へ

新しく契約したキャッシングの額も限度額が見えてきて、安定しない収入じゃもう厳しい状況になった俺は、会社をたたみ、再就職をすることにしました。ちょうど30歳になろうかという時期でした。うおー。

毎月の返済額は18万円にも積み上がっていました。これはさすがに厳しい、死ぬ。そして俺はついに、債務整理を考えました。

まずは弁護士に相談してみよう。相談するだけなら無料で乗ってくれます。

こうして弁護士に相談して、債務整理をすることを決意したのです。おかげで毎月の返済額は10万円にまで減り、それがすべて元本に当てられるという状態にまでなりました。

それでも10万という額はかなり大きな額ですが、決して多くなくても安定した収入も得られるいまの状況に、俺は安心感を覚えています。